『RIN』4巻を買ってみた。
- 作者: 新井英樹
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2009/01/06
- メディア: コミック
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こんなに早く終わってしまうとは。。。
確かにチャンピオンなった以上、長く続ける意味は特にないんですよね。
立石のセリフ、『「哀れ」ってのはお前さんが孤高ってことだ』に尽きる作品でした。
天才が自分を貫いた時、誰も傍いて理解できる人はいなくなる。
チャンピオンになってからの凛は酷い有様だった。
好きな女性からは見放され、60歳のババアで童貞卒業し(笑)、風俗という偽りの愛で寂しさを紛らわす。
そして、やっと見つけた遊び相手、立石からも見放され、新たな遊びの地、ラスベガスに行くところで物語は終了する。
凛にとってはラスベガスも孤独を紛らわすツールのひとつでしかないのではないかと、あの冷めた笑みから感じた。
「結局親父はどうなんだ?」とか「火の玉欣二や佐伯剛史との再会は?」とか気になるところはあるものの、結構好きなラストでした。
天才であるが故の孤独な人生を描いた珍しいスポーツ漫画だと思う。
石川凛のモデルかとよく言われるナジーム=ハメドのハイライト動画。
久々に見たけど、強すぎで嫌われキャラっぷりがやっぱり楽しい。