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『百舌谷さん逆上する』3巻 ―篠房六郎の真髄―

百舌谷さん逆上する(3) (アフタヌーンKC)

百舌谷さん逆上する(3) (アフタヌーンKC)

いやー、すげぇわ。
珍妙すぎてツッこむのも無理だわ。
なんやねん、もう。


シリアスで意味深なシーンから始まる今巻。
と思いきや・・・

・・・ちょっと待て。
吸引プレイとか・・!上級すぎるよ・・・。
さらにすごいのはセリフとか他は全てシリアスなこと。



そして名シーン。
「真のドMに 僕はなりたい 」
雑誌立ち読みした時、マジで危なかったじゃねぇか・・!!
本当にシリアスなシーンでコレだから困る。



ツンデレを精神的病いとして描いている本作。
精神的に追い詰められた描写が多く、かなり重い展開が続いております。
ただ、単純に暗い話にしないのは・・・イヤ、そうできないのは作者が変態だからだと思います。



ギャグを描いてるかと思いきや、真っ黒な展開に突き落とし、
シリアスなシーンと思いきや、ギャグをブチかます。




(かなり真面目なシーンなのに、左下にゆっくりが)



たぶん作者はどっちか片方を描きたくても描けないんだろう。
マジメすぎるシーンだけ描いても、ギャグだけ描いてても、
「こんなの俺じゃねぇー!ギャー!」となるのでしょう。
一番のツンデレは作者なのかもしれない。
絶妙で奇妙なギャグとシリアスの混沌・・・これは狙ってできるモンじゃない。



そしてまさしく誰得なカバー下・・・
篠房先生、本領発揮しすぎです。