『車掌の英さん』『となりの怪物くん』『脳酸球』感想

環状白馬線車掌の英さん (花とゆめCOMICSスペシャル)

環状白馬線車掌の英さん (花とゆめCOMICSスペシャル)

久々に表紙買いしてみました。
電車とか列車ってなぜか好きなんです。
何だか懐かしい感じがして。


とある西洋風の世界を舞台に、車掌の英さんとお客さんとのちょっといい話を収録した短編集。
表紙の英さん、読む前は女性と思ってたら男性なんですね。
中性的で、感情的に不器用で、優しい性格のせいか、『るろうに剣心』の剣心とダブって見えました。


帯に"感動作"ってあったので、"大作!"ってのをイメージしてたのですが、
どっちかというと、何気ないちょっと幸せな日常といった感じです。
温かくて癒される作品。


一巻完結ってことで、もうちょい周りの登場人物とか英さんの過去とか、もうちょっと見ておきたかったところ。





となりの怪物くん(1) (デザートコミックス)

となりの怪物くん(1) (デザートコミックス)

となりの怪物くん(2) (デザートコミックス)

となりの怪物くん(2) (デザートコミックス)

表紙買い2本目。
淡い色合いで、温かな雰囲気の表紙に一目ぼれでした。
なんとなく昔好きだった『チョコの歌』が連想されました。
チョコの歌/架月弥(かんから蒼天!)


勉強大好きな真面目っ子なヒロイン・雫がふとしたことから変な男(ハル)と出会い、妙な進展になっていく青春恋愛漫画。


怪物くんことハルは、無駄に喧嘩が強く、無駄に頭が良く、そして極度の人見知りな美男子。
雫の方は、普段は冷静沈着ながらも、奇想天外なハルの行動に振り回される、恋愛経験ゼロな初々しい反応がかわいい。
そして徐々に集まっていく変な仲間たち。
キラキラな青春で良い感じな作品です。


まぁ少女漫画によくありそうな感じの設定ですが、ギャグのノリ良く、ハチクロとか好きな人なら男性にもオススメ。
不器用な2人の恋の行方や如何に。




尾玉なみえ短編集 脳酸球 (シリウスコミックス)

尾玉なみえ短編集 脳酸球 (シリウスコミックス)

なみえはんの短編集ってことは買わざるを得ないだろう。
しかし割と入荷の良いはずの本屋で1冊しか入ってなかった。
さすが尾玉先生パネェっす。


内容は・・・コレはヒドいな。
長編に輪をかけてヒドい。
雑誌に載れたのが奇跡だ。


最低な下ネタと、奇妙なギャグセンス、投げっぱなしのオチ・・・尾玉節が行っちゃいけない方向に全開です。
許容範囲に定評のある尾玉ファンなら買い。


現在シリウスで『マコちゃんのリップクリーム』を連載してることもあって講談社からの発行です。
ちなみに収録作の掲載出版社 ⇒ 集英社、竹書房秋田書店・・・
講談社の作品が一個もねぇ。
てか、集英社連載作品の焼き回しを秋田書店で描くなよ・・・。


あと、背表紙の反対の面?に尾玉先生の魂の叫びが。。。



ついでに『マコちゃんのリップクリーム』の3巻を買おうと思ったら
一冊も置いてなかった。
尾玉先生マジパネェっす。