止まった時間の中の攻防『刻刻』

刻刻(1) (モーニングKC)

刻刻(1) (モーニングKC)

刻刻(2) (モーニングKC)

刻刻(2) (モーニングKC)

推薦文が水木しげる御大と伊坂幸太郎
そんなもん面白くないわけがない。


時を止めることのできる石を持つ“ごく普通の”一般家庭と、
石を狙う謎の集団との攻防を描いたSFサスペンス。


伊坂小説に似た、続きの気になる緊張感の連続が面白すぎる作品。
主人公たち家族が石の存在理由や能力についてよく分かってないところが面白さのひとつだろう。
石は一体何物なのか?襲ってきた集団は一体何者なのか?
主人公の視点で物語が進行するので、ドキドキが止まらない。


たぶんまだマイナーな作品だと思いますが、多くの人に読まれるべき本当に面白い作品です。