最近見た映画とか小説とかー。

twitterでつぶやいた感想とかまとめー。(一部改変)

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ジョゼと虎と魚たち(通常版) [DVD]

ジョゼと虎と魚たち(通常版) [DVD]

噂には聞いてたけど、ラストかなりキツいなぁ。
想像以上に人間の綺麗な部分、汚い部分が表れた生々しい映画だ。
飾らない素朴さがそれを際立たせている。
人は強いもの、そして儚いもの…。


イラストレーターのD[di:]さんが参加しててビックリ。
昔、D[di:]さんの作品が好きで小説とか買って読んでました。
あと板尾と荒川良々は神出鬼没だなぁ(笑)。
例の池脇千鶴の裸は、スタイルが微妙なのが(失礼)やたら生々しくて良い。
DVDにコメンタリーが収録してあるのが良いね。今度ゆっくり見たい。


何だかんだで『ジョゼ』のコメンタリー流し見。
役者視点で映画見るのって新鮮で興味深い。
台詞ほとんどアドリブなんだなぁ。
板尾の吸引力の話で笑った。
確かに彼が画面に映った瞬間、何故か視線が吸い寄せられるw





パルプ・フィクション [DVD]

パルプ・フィクション [DVD]

マフィア物でカッコいいのにバカでお茶目なノリが素敵。
構成が大胆。
すごくいい意味でタイトル通りパルプフィクション(くだらない話)だ。


ウルフ渋カッコいい!
ユマ・サーマンの色気がヤバい。
ファビアン役の人がすごくチャーミング。
ちゃっかり登場するタランティーノ監督、若ぇー 。


好きなシーン。
・ミアに注射打つときの適当っぷり。
・ケツを掘られてる敵がいたたまれず助けちゃうブッチ。
・数多い武器の中から何故か日本刀を選ぶブッチ。
・親父と親父の友人のケツの中に隠される形見。
・ナイトフィーバーするトラボルタ。





グランド・フィナーレ (講談社文庫)

グランド・フィナーレ (講談社文庫)

読後の率直な感想→「えっ!?終わり!?」。
一番続きが気になる所で終了。
すごい思いきりっぷり。
さすが文章の表現力はハンパなくて、しかも面白い。
主人公の性癖が最低で素敵。




1000の小説とバックベアード (新潮文庫)

1000の小説とバックベアード (新潮文庫)

主人公に降りかかった災難を通して、「小説とは何ぞや?」を問い掛けた作品。
作者の小説への苦悩や熱意が伝わって来る。
音楽にしろ映画にしろ漫画にしろ、商業主義との葛藤は切り離せない問題だなぁ。
形に捕われない自由な文体がすごい。