2011年 個人的にこのマンガがすごい!(25位〜1位)

【25位】GIANT KILLING

GIANT KILLING(21) (モーニングKC)

GIANT KILLING(21) (モーニングKC)

起こせ!GIANT KILLING!
大人気サッカー漫画。
長期連載に加え割と地味な山形戦ながら、面白さのテンションを維持し続けてるのは凄い。
新メンバーも登場し、どんな活躍を見せるのか?次巻が待ち遠しい。




【24位】夏の前日

夏の前日(2) (アフタヌーンKC)

夏の前日(2) (アフタヌーンKC)

大人の女性との静かで激しい恋
美大生の主人公は、着物が良く似合う凛とした大人の女性と出会い、2人は次第に恋に落ちていく。
ヒロインの晶さんの柔らかく包み込むような大人の色っぽさがヤヴァい。
イエスタデイをうたって』にセックス描写を加えたような作品。




【23位】リンドバーグ

リンドバーグ 5 (ゲッサン少年サンデーコミックス)

リンドバーグ 5 (ゲッサン少年サンデーコミックス)

少年は空を飛ぶことを夢見てた
空を飛ぶことを夢見る少年ニットはある男との出会いをきっかけに幼い時に拾った不思議な生き物プラモと共に外の世界へ飛び出す。
新人とは思えない完成しまくった絵とストーリーに驚愕。
まるでジブリ作品を見ているよう。




【22位】アイアムアヒーロー

アイアムアヒーロー 7 (ビッグコミックス)

アイアムアヒーロー 7 (ビッグコミックス)

その男、英雄ナリ
平凡な男が主人公の現実味濃すぎるゾンビパニック作品。
衝撃の展開と、新鮮味な魅せ方で相変わらず飽きさせない。
結構な人気マンガだし、そろそろメディア展開が来そうな予感・・。




【21位】ぱら☆いぞ

ぱら☆いぞ1 (WANI MAGAZINE COMICS SPECIAL)

ぱら☆いぞ1 (WANI MAGAZINE COMICS SPECIAL)

ブラックユーモア・アンド・エロス!!
ブラック&シュールでPOPな童話っぽいのにエロスな作風で一線を画してる道満晴満先生の真骨頂といえる4コマ漫画。
おそらく人を選ぶ作品だが好きな人は中毒性大アリ。
okama先生や故SABE先生がネタにされてて個人的にニマニマ。




【20位】純潔のマリア

純潔のマリア(2) (アフタヌーンKC)

純潔のマリア(2) (アフタヌーンKC)

かつて自分を犠牲にしてまで戦争を止めようとした魔女がいた
処女の魔女マリアが、愉快な仲間と共に人間の戦争を止めようと奮闘するお話。
ギャグコメ色が強い作品だが、今年は戦争にまっすぐ目を向けられ、読んでて心をグッと掴まれた。
神と魔女、正しいのはどちらなのか・・。




【19位】白衣のカノジョ

白衣のカノジョ 1 (ヤングジャンプコミックスBJ)

白衣のカノジョ 1 (ヤングジャンプコミックスBJ)

白衣のお姉さんは好きですか?
どこか天然な白衣で眼鏡な女性と、同じ職場で教師の男の、ちょっと変わった恋愛模様を描く。
2人の距離がじれったくて読んでてムズムズしすぎでニヤニヤが止まらない。
ヒロインの支倉さんが妙なエロスで可愛くてたまらんです。




【18位】ヴィンランド・サガ

ヴィンランド・サガ(10) (アフタヌーンKC)

ヴィンランド・サガ(10) (アフタヌーンKC)

かつて復讐に燃えた鬼はやがて戦士となる
ヴァイキング漫画の最高峰。
多くの命を奪った自らの罪と真正面から向かい合い、それでも前に進むことを決めた主人公トルフィン。
絶望からの心理描写に読んでて大きく心を動かされた。




【17位】げんしけん 二代目

げんしけん 二代目の弐(11) (アフタヌーンKC)

げんしけん 二代目の弐(11) (アフタヌーンKC)

あの伝説のオタクサークル漫画がついに復活!
オタク界に大きな影響を与えた名作『げんしけん』の続編。
新キャラも続々で、しっかり面白いのは流石。
しかし相変わらず斑目はヒロインだなぁ〜(笑)




【16位】宇宙兄弟

宇宙兄弟(16) (モーニングKC)

宇宙兄弟(16) (モーニングKC)

脱サラリーマンから宇宙へ!
来年アニメ化&映画化でますます人気が出そうな人気作品。
もう長期連載の域に来てるのにずっと面白さを維持してるのは流石凄い。
最新刊ではまさかのケンジと争う羽目になったが、それを乗り越える展開にグッときた。




【15位】となりの怪物くん

となりの怪物くん(8) (デザートコミックス)

となりの怪物くん(8) (デザートコミックス)

不器用じゃなきゃ恋はできないわ♪
一癖も二癖もある高校生達の不器用でにぎやかな恋を描いた少女マンガ作品。
ついに今年は凸凹でぶつかり合ってきた主人公ズが正式に告白。
影のヒロイン(笑)のヤマケン君も大きく行動に出たり、笑いとニヤニヤをたくさんくれました。
そろそろノイタミナあたりでアニメ化こないかな〜?




【14位】キングダム

キングダム 24 (ヤングジャンプコミックス)

キングダム 24 (ヤングジャンプコミックス)

秦の大将軍に俺はなる!!
中国統一を目指す秦を舞台に大将軍を目指す少年・信の活躍を描いたダイナミックな作品。
来年ついにアニメ化決定!
物語も大きな戦争に向け緊張が高まってきた。




【13位】エクゾスカル零

エクゾスカル零 1 (チャンピオンREDコミックス)

エクゾスカル零 1 (チャンピオンREDコミックス)

正義を貫くこと、それが全て!!
荒廃した世界でコールドスリープから目覚めた青年は正義を貫ぬくため戦いに巻き込まれていく。
がらりと雰囲気を変えた、名作『覚悟のススメ』の続編に当たるストーリー。
果たして"終わった世界"で主人公は正義を貫けるか?正義とは何ぞや?




【12位】牙の旅商人

牙の旅商人(3) (ヤングガンガンコミックススーパー)

牙の旅商人(3) (ヤングガンガンコミックススーパー)

最強女武器商人に拾われた少年のスリリングな旅物語
必ず依頼者に武器を届ける旅商人を生業とする謎の女ガラミィ、そして彼女に命を預ける少年ソーナの物語。
非常に絵が美しく、ストーリーもテンポが良くて読みやすい優等生な作品です。
物語も手に汗握るハラハラする展開に続きが気になる。
もっと色んな人に知られるべき作品だと思う。




【11位】鉄道少女漫画

鉄道少女漫画

鉄道少女漫画

鉄道では今日も素敵な人間ドラマが
鉄道を通して人々の温かな交流を描いた短編集にして実はひとつに繋がってる長編作品。
中村明日美子先生の真っ当な(笑)少女マンガの最新作。
1巻完結で暖かでハッピーな気持ちにさせてくれる良い作品です。
しかし、この作者はBLもエロも青年モノも少女モノも使い分けて描いてて全部面白いのが凄いわ。




【10位】CLOTH ROAD

CLOTH ROAD 11 (ヤングジャンプコミックス)

CLOTH ROAD 11 (ヤングジャンプコミックス)

天才デザイナーの父を超え、世界を救えるか!?
モデル達がデザイナーの作った服を武器に闘うファッショナブルアクション作品も連載8年にしてようやく完結。
世界全部を巻き込んだ壮大なストーリーも綺麗に締めくくった手腕は素晴らしい。
okama氏の超絶美しい絵を見る機会が減るのが残念だ。




【9位】誘爆発作

誘爆発作(1) (シリウスコミックス)

誘爆発作(1) (シリウスコミックス)

心臓にヤバすぎるスリリングサスペンス
若い女と老いた男、全く他人の2人は突如テレパシーで会話が出来ることに気付き、意外な共通点から猟奇的な殺人事件に巻き込まれていく。
また、2人は心臓を共有?しており片方が発作を起こすと、もう片方に伝わることになる設定。
スリリングな展開に手に汗握る良質なサスペンス作品です。
ちなみに1巻では沙村広明氏が、2巻では望月峯太郎氏が推薦文を寄せています。




【8位】ReMember

ReMember(1) (モーニングKC)

ReMember(1) (モーニングKC)

誰かの手の中で踊らされてる世界で、漢(おとこ)達は抗い戦い続ける
太平洋戦争直後の日本を舞台に、記憶を失った不思議な力を持つ青年がヤクザの抗争に巻き込まれるストーリー。
ネタバレになるので詳しくは伏せますが、ループ物というか、実はややSF風味です。
さすが蒼天航路の作者だけあって男らしさ全開の世界がカッコ良すぎて痺れます。




【7位】放浪息子

放浪息子 12 (ビームコミックス)

放浪息子 12 (ビームコミックス)

僕は女の子になりたい
リアルに男装女装をテーマにした本作、1巻では小学生だった主人公もついに高校生に。
今年はアニメ化もされ、今まで以上にテンションが上がりました。
時々胸を締め付けられそうになりながらも、優しいその作風に癒されてます。




【6位】3月のライオン

3月のライオン 6 (ジェッツコミックス)

3月のライオン 6 (ジェッツコミックス)

自分を救ってくれた大切な人を守りたい
プロ将棋を舞台に、心を閉ざした主人公が人々の暖かに触れて癒していくストーリー。
と、今まではそうだったが、今度は主人公が大切な人を守る番。
イジメを中心とした展開、胸が痛くなる心の葛藤がヤバいです。
かなりの人気作品だし、これもそろそろメディア化なりそう?




【5位】HUNTER×HUNTER

HUNTER×HUNTER 29 (ジャンプコミックス)

HUNTER×HUNTER 29 (ジャンプコミックス)

キメラアント編ついに終結!!
今年驚きの連載っぷりを見せ、会長VS王からゴンさん登場(笑)まで各所を大いに沸かしてくれました。
単行本未収録のアルカ編も面白すぎて続きが気になる。
今まで休載しまくっててこの面白さはズルすぎるわ!




【4位】外天楼

外天楼 (KCデラックス)

外天楼 (KCデラックス)

シャフトの新房監督も大絶賛、SF漫画の傑作
一部ネットなど通して大きな話題を呼んだ作品。
前半は1話1話とても良質で素敵なギャグ短編ですが、後半に行くにつれてパズルが一気に重なり衝撃の真実に驚かされる。
各話で高クオリティを保ちながら全1巻でバランス良く綺麗に締めくくった手腕に天晴れ。
1回全部読んだ後で、とりあえずもう1回読み直しちゃいます。




【3位】青い花

青い花 6巻 (F×COMICS) (Fx COMICS)

青い花 6巻 (F×COMICS) (Fx COMICS)

〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!(声にならない叫び)
繊細でリアルな心情を描いた百合作品の本作も、連載7年で今年ついについに主人公の2人がああああぁぁぁぁ!!!
最新刊は電車で読んでたらニヤニヤしすぎで通報れかねないヤバい展開で、発売当日はtwitterで悶絶者続出でした。(笑)
あーちゃんはホンマにええ子やで・・。
いつまでも幸せでいてほしいんだけど、、あぁぁどうなるのか。




【2位】ドリフターズ

ドリフターズ 2 (ヤングキングコミックス)

ドリフターズ 2 (ヤングキングコミックス)

歴史上の猛者達がファンタジー世界で国取り合戦
島津豊久というちょっとマイナーな武士を主人公に、織田信長、ハンニバルジャンヌダルクといった歴史上の大人物があの世?で戦います。
ヒラコー節が冴えわたってて、ちょっとした歴史ネタにもニヤニヤさせられます。
2巻は信長の戦略・戦術が全開でかっこよすぎて痺れる。




【1位】ハルシオン・ランチ

ハルシオン・ランチ(2) <完> (アフタヌーンKC)

ハルシオン・ランチ(2) <完> (アフタヌーンKC)

モキュ♪モキュ♪オエエエェェェェ!!!!
時事ネタやパロディ全開のエキセントリックなギャグ作品も今年完結。
まさか最後は宇宙も巻き込んだ壮大すぎる展開に!
沙村のひねくれまくったギャグセンスがこれでもかと詰め込みまくって素敵すぎます。
明らかに人を選ぶ作品ですが、自分の中では最高の名作で迷作です。








そんな訳で、ハルシオン・ランチが前年3位から浮上して1位です。
これでいいのか自分?(笑)
例年に比べると今年はガツンッとくる新作は無かったけど、良作は豊作だった印象。
買いたい本はいっぱいあるけど、本棚スペースとお金と相談・・。
来年はどんな名作が出てくるか楽しみです。