『宇宙兄弟』『おお振り』他、最近の買い物

宇宙兄弟(6) (モーニングKC)

宇宙兄弟(6) (モーニングKC)

宇宙飛行士選抜試験は大詰め。そして、弟・日々人はついに宇宙へ。
主人公の妙に親近感のある思考回路と、想像の斜め上を行く行動が楽しい。


日々人の乗せたロケットが発射するまでの流れが絶妙。
発射が成功するのか、不安を掻き立てられる緊張感が良い。


相変わらず、純粋にすごく面白いと思える作品です。




おおきく振りかぶって(12) (アフタヌーンKC)

おおきく振りかぶって(12) (アフタヌーンKC)

相手チームに研究しつくされ、主人公チームとしてはやりづらい展開が続いた今巻。


印象的だったのが相手の特徴に気づいた三橋が阿部君に報告するシーン。
以前は口出しは一切しなかった彼が変わった瞬間に感じた。


流れは少し良い方向に変わるも依然苦しい展開。逆転の糸口を見いだせるか。
かなり多くのキャラがいるにも関わらず、ひとりひとりの心理描写が細かく描く手法は流石。



みなみけ(6) (ヤングマガジンコミックス)

みなみけ(6) (ヤングマガジンコミックス)

・新キャラ・二代目番長がかわいい。
・保坂先輩の暴走っぷりにさらに拍車が。
・ナツキの迷走っぷりもさらに拍車が。
・女装に目覚めそうなアキラの将来が不安。
・黒い吉野が素敵。
・トウマとアツコにもっと出番を。
・そういや全く進展がない巻だ。
・カラーページの頭のでかさに違和感あるのは俺だけ?
・登場人物紹介と本編とで絵のタッチが違い過ぎてる気がするのは俺だけ?





“文学少女”と穢名の天使 (ファミ通文庫)

“文学少女”と穢名の天使 (ファミ通文庫)

シリーズ4作目。
今回は『オペラ座の怪人』をフューチャー。
ついに、心葉とななせがーあばばばばば。
ななせは可愛い。本当に可愛い。なんという破壊力。


たぶんこれまでの中で一番悲惨な現実なのに、まだ安心して読めたのことに心葉の心持の変化を感じた。
厄介事を避けていた心葉が少しずつ現実を直視する強さを得てきました。


過去の出来事から物事を悲観的に感じるようになった臣君。
当人の気持ち次第で、現実の見つめ方が大きく変わってしまう。
暗い気持ちでいると何でも悪い方に捉えてしまいがち。
"ありのままの現実を見つめること"、これが自分の中で今作のキーワードに感じました。


次回はついに朝倉美羽が本格的に物語に絡んでくるのか?
安定して面白くて続きが気になります。